2020.07.14
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TEAM SDGs

SDGs コアイシューは何か 〜自分ゴト化とアクション開始のヒント

SDGsの自分ゴト化とアクションを開始するきっかけになるのは、「コアイシュー」の発見であることを述べてきた。(ハフポスト記事)「コアイシュー ファインダー」として、サービスをスタートさせているが、もともと社会課題をテーマにしたプランニングをしている私たちのチームでは、SDGs採択以前より、アクション開発のための発想法を提唱しており、ここでは、そのヒントをいくつか紹介したい。

 

自分ゴト化のヒント① SDGsヒントマップ

 

世界中の社会課題をSDGsの17のゴールに合わせて分類し、個人・家庭、職場・学校、地域、都道府県・日本、世界…と同心円上に配置し一覧できるようにしたマップ。自分の身の回りから世界規模まで、至るところにある社会課題への気付きを促し、SDGsに関わるアイデア発想・創発的な会議やワークショップを加速させるために活用できる。

(c)新!ソーシャル・デザイン・エンジン

 

SDGsというと、ゴールによっては、どこか遠い国で起きている社会課題のような響きもあるが、決して、そうではない。自分自身の身の回りにグッとSDGsゴールを引き寄せて考えることで、リアルに感じられるはずだ。例えば、下記のような領域に、SDGs課題は転がってないだろうか。

 

⁃ あなた自身の家族など身の回りで起きていることに関係する領域

⁃ メディア報道や世の中の動きで問題だと思っている領域

⁃ いま強く興味を持っていて、心動かされる領域

⁃ いま学び、研究している領域

⁃ 将来なりたい、あるいはやってみたい領域

⁃ 趣味や遊びで楽しみながら打ち込める領域

⁃ 人生に影響を与えた出会いや出来事に関する領域

⁃ 能力/技術/知識/ネットワークなどが生かせる領域

⁃ 所属する組織の技術/ネットワークなどが生かせる領域

⁃ 所属するコミュニティーで起きていることに関連する領域

 

これから取り組む社会課題やアクティベーションを考えるに当たっては、ぜひこのマップから、解決してみたいと思う課題を見つけてみてほしい。

 

自分ゴト化のヒント② アイデア=社会課題×(企業や組織の)リソース

 

2018年、クリエーティブで世界にポジティブな影響を及ぼすソリューションやイニシアチブを賞賛する部門として、カンヌにSDGs部門が創設された。初年度の受賞作には、国とか、国連とか、はたまた国をつくってしまう話とか、私たちにはまるで手が出せないような事例が多かった気がするが、2年目の2019年は、「個別課題×各業種=アイデア」の解法が多く見いだせた。世界のベストプラクティスを分解して考えると面白いし、課題やリソースをズラして考えることで、次のアイデアが生まれるかもしれない。例えば、昨年のカンヌでいえば、購入した製品のCO2排出量で利用制限がかかるクレジットカードが話題になったが、課題を「CO2排出量」から「プラスチック使用量」にズラして考えれば、また違ったクレジットカードが生まれるだろう。

 

(c)新!ソーシャル・デザイン・エンジン

 

カンヌのSDGs部門に限らず、優れたアイデアが生まれる背景には、ほぼ社会課題があったと思っていい。まずは、どんな社会課題を設定するかが重要で、常日頃から、社会・メディア・生活者などさまざまな視点から課題を探すクセを持っておきたい。課題を設定したら、今度はリソースをなるべく多く挙げていく。企業であれば、製品や技術はもちろん、社員一人一人、社名だって立派なリソースだ。社会課題とリソース、それぞれを変数にしながら掛け算していくことで、思わぬアイデアが生まれることもある。

 

ここで大事なのは、ストイックに自社のリソースだけにこだわらないこと。パーパス(社会的存在意義)の話は次回に譲るが、同じ志を持った企業や個人であれば、パートナーシップを組むことで、さらにアイデアの幅が広がり、課題解決にグッと近づくはずだ。実際、昨年のカンヌSDGs部門でも、複数社がパートナーシップを組んだベストプラクティスが多かった。同業種、異業種、セクターの壁を越える、同じ課題に取り組む“同志”とつながり、アイデアの化学反応を起こしていこう。

 

#電通TeamSDGs

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